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<2025年の活動実績>


 総会・交流会

2025年2月23日、今回から環境史ミュージアムから静岡駅近くの男女共同参画センター「あざれあ」に場所を変えて2025年度の総会が28名の会員が参加して開かれました。竹林幹事の司会進行のもと、諏訪前会長のあいさつ、事業・収支決算報告、役員改選、多々良新会長のあいさつ、2025年度の事業計画・収支予算についての説明がありました。その後出席者一人ずつ自己紹介と近況報告、情報交換を兼ねての休憩の後、次の2件の話題提供がありました。
 ・諏訪哲夫:「都道府県のチョウ」が決定 
        ―静岡県はフジミドリシジミ―
  静岡県のフジミドリシジミの記録地点、生息環境、生態

 ・福井順治:静岡県のウスバカゲロウ類
  静岡県から記録された14種のウスバカゲロウ類の分布など。

 総会終了後、御幸町の居酒屋に会場を移しての交流会が行われ、23名の参加がありました。

総会
議題1 2024年度事業報告
 ・「駿河の昆虫」285〜288号の発行。計96ページ。
 ・「ちゃっきりむし」219 〜222号の発行。

・会合:役員会(2月18日[12名]、11月30日[12名])、総会(2月18日、28名)、交流会(2月18日、13名)、談話会(9月8日、27名)。


・調査・観察会:枯山ギフチョウ観察会(3月25日、雨天中止)、黒川昆虫観察会(5月11日、23名)、イシガケチョウ分布拡大調査(6月15日、11名)、ヤクシマルリシジミ調査会(10月26日、7名)


・その他:ホームページの維持、NPO自然博ネットワーク標本資料整理事業に協力


・会則の変更:会費4000円に改定

・会員数233名(内学生5名、2025年1月1日現在)
   入会14人、退会8名、死去5名


議題2 2024年度収支決算 (略)


議題3 2025年度事業計画


・「駿河の昆虫」 289号:3月上旬発行予定(編集:杉山友英)、290号:5月下旬発行予定(編集:松田陽二)、291号:9月中旬発行予定(編集:白井和伸)、292号:12月上旬発行予定(編集:小堀健)。「ちゃっきりむし」223〜226号(編集:枝恵太郎)。

○行事予定

・会合:幹事会(2月上旬)、総会(2月23日)、交流会(2月23日)、談話会(9月7日)

・調査・観察会:枯山ギフチョウ観察会(3月29日)、黒川昆虫観察会(5月10日)、富士山麓昆虫観察会(7月12日)、ヤクシマルリシジミと迷蝶調査会(10月25日)

・ホームページの維持

・NPO自然博ネット標本資料整理事業に協力


議題4 2025年度収支予算 (略)



議題5 役員改選 →
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総会

 ギフチョウ観察会

2025年3月29日(土)、静岡市の朝は雨がかなり強く降っていてとてもギフチョウの観察会を行える状況ではないという感じであったが、スマホの天気予報によると午後から西部では晴れてくるという情報で、躊躇する意見は参加予定者から全く無く、集合時間の10時までに12名全員が「熊んまの里」にそろった。
 雨は上がっていたがどんよりと曇って寒い。しかしギフチョウを見られなくても何かの発見があることを期待して枯山めがけて出発した。枯山山頂に設置してある温度計は11時の気温9度で冬なみだ。尾根道から山腹の観察路を一周して昼食を摂った。13時頃から北の空に青空が見え始め、間もなく日が射し暖かくなると、まずコツバメが飛び出し、続いてギフチョウもスミレで吸蜜している。参加者皆シャッターを歓喜して押していた。15分後にはまた元の冬空に戻ってしまった。ミヤマセセリも目撃した。山頂では1名の会員が合流して13名となり、実に奇跡的な1日でした。